高校女子ソフトボール界きっての名将である、利根川勇監督。
厚木商業高校の監督時代には、何度も全国制覇を果し、多くの名選手を育ててきました。
現在、利根川勇監督は光明学園相模原高校で指揮をとっています。
利根川勇監督が光明相模原を率いて3年目。
「時代」の到来を匂わせていると言われています!
なぜそんなに強いのか?一体どんな指導法なの?
と気になっている方に、こちらの記事では、利根川勇監督(光明相模原ソフトボール)の経歴と実績プロフィールと評価・評判についてまとめています!
【この記事を読むとわかること】
- 利根川勇監督(光明相模原ソフトボール)の経歴と実績プロフィール
- 指導法と評価・評判について
利根川勇監督(光明相模原ソフトボール)の経歴と実績プロフィール!

プロフィール
名前:利根川 勇(とねがわ いさむ)
生年月日:1947年2月13日 75歳(2022年現在)
学歴:鎌倉学園高校→日本体育大学
競技成績
横浜教員チームでは投手、一塁手として活躍し、優勝4回。
日本代表として世界選手権、アジア大会に計3回の出場経験を持っています。
指導成績
県立追浜高校の野球部顧問(69~74年)として夏の県大会ベスト8の記録を残し、その後平塚商業高校のソフトボール部顧問になりました。
平塚商業高校監督時代には、インターハイ、国体で優勝に導いています。
91年に厚木商業高校監督に就任。
インターハイ優勝:94、98、00,01,05年(計5回)
選抜優勝:94、95、98、00、01、05、09年(計7回)
国民体育大会:98、07,08年
第6回世界ジュニア女子選手権優勝監督
評価評判と指導法

部活動指導の考え方
利根川監督は、部活動=人間教育と考えているそうです。
人間教育とは「心を育てる」ことが最も大切なテーマだと言います。
『選手は宝、指導者は手伝い』選手の潜在能力をどこまで高め自己表現させることができるかが、指導者に課せられた責任で、利根川監督の指導の原点は『努力・感謝・マナー(礼儀)』だと言います。
詳しく見ていきましょう。
『努力』
誰でも目標があると努力をしますが、一人一人その努力に差があります。
努力できる限界のレベルをどこまで上げることができるかが重要です。
『感謝』
練習密度が濃くなってくると、自分のことで精一杯になり、周りのことが見えなくなってしまいます。
その時、今この好きなスポーツがやれているのは誰のお陰であるかを知ることが大切になります。
第一に親、家族に、そしてチームメイト、指導者(監督・コーチ・先生)に、チームをサポートしてくれている学校地域社会にと、たくさんの人々に守られている事を確認することが必要です。
『マナー(礼儀)』
「全ての事に対して上級生が模範を示す」あいさつ・返事・グランド整備・清掃・用具の手入れや整理整頓など、できることは率先して上級生がやって見せ、下級生が一緒に行うことで自然に覚えていくものです。
なぜそうすることが大切かというと、上級生は2年間かけて部活動全てを理解し、行動することができます。
上級生が積極的に行動することにより、下級生は迷惑かけまいとして知らず知らずのうちに当たり前を覚えていきます。
命令調に「あれやれ、これやれ」と言われなくても、できるようになり、上級生に対して憧れと尊敬持つものだそうです。
“「勝ったときは選手の力、負けたときは監督の責任」を肝に銘じ、指導者は常日頃から選手以上に研究心をもち、アンテナを高く張り巡らせて情報入手、指導法の幅を広げる努力をする。
指導者自身のレベルを上げることによって選手から信頼を勝ち得ることができる。”
と語っていました。
強いチームを作っていくには、信頼関係が一番大切なのですね。
評価・評判は?
光明相模原ソフトボール部や、利根川監督の評価・評判はどんな感じなのでしょうか?
まとめ
利根川勇監督(光明相模原ソフトボール)の経歴と実績プロフィール!評価評判についてお伝えしてきました。
- 日本代表として世界選手権、アジア大会に3回の出場経験がある
- 部活動=人間教育「心を育てること」が最も大切と考えている
- 常日頃から指導法の幅を広げる努力をしている
利根川監督は選手との信頼関係をとても大事にされている方だなと思いました。
その信頼関係から、団結力のある強いチームとなって行くのでしょうね。
75歳と高齢ではありますが、これからもどんな活躍をしてくれるのかとても楽しみです!