福井・敦賀気比高校野球部といえば、2022年の春時点で春夏通算19回目の甲子園出場となる甲子園常連校です。
プロ野球選手も多く輩出している野球の名門校です。
そんな名門校の監督を務めている東哲平監督。
東哲平監督といえば怖いイメージがありますが実際はどうなのでしょうか?
野球の強豪校の監督は厳しいイメージがありますよね。
この記事では東哲平監督は果たして本当に怖いのか?
ネットの評判や口コミを知りたい方のために、情報をまとめてみました。
一体どんなところが怖いのか、監督としての評判も紹介いたします。
東哲平監督ってどんな人?
元々自身も敦賀気比高校出身の東哲平監督。
現在は敦賀気比高校のOBで東哲平監督の教え子だった2人のコーチと共に母校である敦賀気比高校で高校野球児の指導をしています。
2008年にコーチとなり、2011年からは監督として指揮を取るようになりました。
東哲平監督は、今までにも日ハムや、カープ、オリックスなど、現在たくさん活躍している野球選手を輩出しています。
東哲平監督の高校時代は、打撃の天才と呼ばれるほどの腕前だったようです。
ですがその言葉に少し天狗になってしまい、自主練もせずに、就職後は野球から離れた生活を送っていたようです。
そんな時周りからの言葉で後押しされ、このままではいけないとまた野球に関する道を歩み始めました。
敦賀気比高校の野球部監督に就任した時の挨拶は「僕のような野球選手は作らないように頑張ります」
というものでした。
自身の失敗などを教え子にはしてほしくないという気持ちからでしょう。
そんな東哲平監督ですが、ネットでは怖いという噂があります。
実際はどうなのでしょうか?
東哲平監督が怖いといわれる理由
東哲平監督が怖いといわれる理由をいくつか私なりに考えてみました。
今回は3つの観点から詳しく解説していこうと思います。
私が考える3つの理由は、
物事をはっきり言いすぎてしまう
選手に期待をしているため厳しく接している
監督としてのプレッシャー
ではないかと思われます。
厳しい言葉で指導してしまうのは、期待をしているから、監督としての費用化やプレッシャーが関係しているのかもしれませんね。
では1つずつ見ていきましょう。
物事をはっきり言いすぎてしまう
東哲平監督は第94回選抜高校野球大会で、敦賀気比高校野球部のエースに対して厳しい言葉をかけたことで話題になりました。
当時のエースは4番もこなす敦賀気比高校野球部の重要な存在であるといえます。
ですが、この試合では思ったように実力が出せませんでした。
そんなエースに東哲平監督はインタビューで厳しい言葉を発しました。
今の実力がこれくらい。決め球もなく、相手が1枚も2枚も上だった。
練習試合からもう少し厳しいところに投げるように言っていたが、徹底しても攻めきれず、力が足りない。
ピッチングで引っ張っていけなかった。キャプテンで、エースで、4番もこれから分からない。
東哲平監督インタビューより
と言い切ったことから、一部の人から怖いなどという印象を受けたのではないかと思います。
しかしそんな東哲平監督の厳しい言葉をエースは受け止めています。
もう一度一からレベルアップしたい。と前向きな言葉を話しています。
きっと普段から監督が自分たちのことを見ていること、それだけ監督が自分たちに期待している。
ということを選手たちは分かっているのではないでしょうか。
選手に期待しているため厳しく接している
過去にもたくさんの野球選手を輩出してきている東哲平監督は自分の教え子に期待をしているのではないでしょうか。
監督就任時に話した自分のような野球選手を作りたくないと話しています。
自分を反面教師にして教え子には頑張ってほしい。
という気持ちが強いのかもしれません。
また敦賀気比高校野球部には修文寮という寮も完備され、寮の舎監も東哲平監督自ら行っています。
東哲平監督は結婚もして家族もいますが、週に2.3日は寮に泊まり込、、生徒と一緒に生活しているといいます。
それだけ近い距離で日々私生活も共にしているので、やはり教え子も家族に近い存在になるのではないでしょうか。
そんな教え子たちにはやはり野球の技術面でも、精神的な面も強くなってほしいと思いますよね。
精神面を鍛えるためにも厳しく接しているのではないでしょうか。
ですがその厳しさの中にも愛があるのではないかと思います。
監督としてのプレッシャー
野球部の監督というと、どうしても第三者からは試合の勝敗で評価されがちです。
練習風景だったり、戦略やミーティングの内容などは野球をしている選手や監督などにしか分かりませんよね。
そのため野球を見ている私たちは勝敗でしか判断する事ができません。
いくらミーティングでアドバイスをしていても、試合で結果を残せなければ監督の教育不足だ。
などという評価につながってしまいます。
東哲平監督はやはり有名な監督であることから、インタビューなどの何気ない言葉でも注目を浴びてしまいます。
職業監督である東哲平監督の休みは年末年始だけで、丸一日休みの日はほとんどない状態です。
いくら野球が好きでも、毎日野球のことを考えなければいけません。
本当に精神的にもきつい職業なのではないかと思います。
そんなプレッシャーの中指導をしているので厳しくなってしまうのかもしれませんね。
ですがもちろん意地悪で厳しいことを言っているのではなく、強くなってほしいという東哲平監督の思いなのでしょう。
ネットでの評価・評判、口コミ
ネットでの評判や評価はやはり怖いという声が多いです。
ですが、良い指導者などの良い声もたくさんありました。
監督としての実績が良いので、ネットでも敦賀気比高校野球部を卒業した生徒から「楽しい思い出のほうが多かった」
などという声もありました。
やはり怖いだけでなくしっかりと生徒と向き合って野球をしていることがわかりますね。
まとめ
数々の有名野球選手を輩出し、2015年には甲子園優勝も果たした東哲平監督。
意見を言ったり、納得いくまで追求する態度を見せるため、厳しく見えてしまいがちです。
やはり怖いイメージはありますが、その裏側には自らの生活を犠牲にしてまでも、教え子に野球を教え続ける姿がありました。
厳しい指導に見えてしまうこともあります。
職業監督は試合の勝敗によって監督としての評価が決まってしまいます。
ですが自分のように夢を途中であきらめるようなことはしてほしくない。
という思いで、真正面から生徒と一緒に野球をする姿が印象的です。
そんな監督だからこそ、生徒もそれにこたえようと頑張っているのでしょうね。
怖い、厳しいという評価がついてしまうのは仕方がないことなのかもしれません。
しかし愛のある指導と、数々の野球選手を輩出する監督としての実績があります。
これからの敦賀気比高校野球部、そして東哲平監督の活躍に期待したいですね。