2021年夏の甲子園に初出場し、準決勝まで進出した京都国際野球部。
監督を務める小牧憲継さんは、経歴や指導方針でも注目を集めているのだとか!
実績や評価評判もまとめましたので、ぜひこの記事を参考にしてくださいね!
小牧憲継監督(京都国際野球部)の経歴と実績プロフィール
プロフィール
小牧 憲継監督のプロフィールと経歴はこちらです。
名前:小牧 憲継(こまき のりつぐ)
出身地:京都府
生年月日:1983年7月17日
身長/体重: 165 cm/61 kg
ポジション: 内野手
出身高校:京都成章高校
出身大学:関西大学
【大学卒業後】
2006年:滋賀銀行に就職
2007年:京都国際高校野球部のコーチに就任
2008年:京都国際高校野球部の監督に就任
それでは、学生時代からこれまでの経緯をご紹介しますね!
学生時代について
野球の強豪校・京都成章高校時代には、1年生でレギュラーを獲得し、小柄な体型ながらも強気なスタイルで活躍しました。
3年生になるとキャプテンを務め、すぐれた観察力を発揮。
チームメイトの性格を把握して声のかけ方を変えるなど、すでに指導者としての資質が見られたのだそうです。
関西大学に進学後も野球部に所属していましたが、ケガが多く、プロ野球選手への夢を断念することになりました。
監督就任までの経緯
大学卒業後、銀行員として働きながら、週末に京都国際高校で野球の指導に当たるようになります。
なんと、高校時代に対戦したチームの監督から誘いを受けたのが縁でした。
「京都韓国学園の中学校から京都成章に来た同級生がいたんです。あの夏、試合に出ていた自分を当時の京都韓国学園の監督が覚えていて、卒業後、その同級生に声をかけられ、遊びがてら教えにいったのが始まりでした。大学を卒業したあとも、地元の銀行に勤めながら練習を手伝うことになりました」
引用元:web Sportiva
※2004年、京都韓国学園から京都国際高校に学校名が変更されました。
ところが不祥事により、まもなく監督が辞任してしまいます。
もともと指導者を希望していた小牧監督は、わずか半年で滋賀銀行を退職。
指導員・コーチを経て、2008年に監督に就任しました。
監督としての実績
京都国際高等学校の主な戦績はこちらです。
2016年春:京都府大会ベスト4
2018年春:京都大会優勝
2018年夏:京都大会ベスト4
2019年夏:京都大会準優勝
2020年秋:京都大会3位
2021年春:京都大会優勝(選抜高等学校野球大会 2回戦進出)
2021年夏:京都大会優勝(全国高等学校野球選手権大会 準決勝進出)
監督就任後、約10年でこのような成績を残すようになった京都国際野球部。
ここまでチームを育てるのには苦労が絶えなかったようです。
「正直、初めの頃は野球になっていなかった。野球になり始めたのはここ4、5年ほど前。それまではヤンチャな選手が多くて、手を焼いてばかりで……まずはしっかり戦えるチームにすることで精一杯でした」
引用元:web Sportiva
小牧監督の熱心な指導でチームが強化されると、次第に遠方からも選手が集まるように。
確実に成長の一途をたどっていますね!
小牧憲継監督(京都国際野球部)の評価評判
小牧監督は「1人でも多く、上の世界で通用する選手を育てる」ことを指導方針としています。
甲子園に行くためにチームの勝利を目指すのではなく、一人ひとりのレベルを上げるための練習を行っているそうです。
実際に、甲子園より「プロになりたい」という志で京都国際に入学する選手が多いのだとか。
「甲子園へ行くことよりも、プロ野球選手になりたいという気持ちが強かったので、“卒業後の進路のパイプがたくさんあって、プロも目指せる”京都国際に決めました」
「中学3年の頃からプロを意識し始めていました。京都国際は“個”を伸ばせる環境なので決めました。(部員数があまり多くないため)全体練習を新入生含め誰1人抜けずに全員で出来ることにも魅力を感じました」
引用元:Number Web
実際にプロへ進んだ選手も多数!小牧監督の著名な教え子はこちらです。
今では小牧監督の”育成力”で「京都国際に行けば成長できる」と評判に。
中学生のみならず、毎年プロ野球のスカウト側からも注目される高校となりました。
まとめ
京都国際野球部、小牧憲継監督の経歴と実績プロフィール、評価評判をお伝えしました。
ポイントはこちら!
・高校時代の対戦校から誘われて指導者になり、その後すぐに監督に就任。
・甲子園よりプロを目指す選手に選ばれる指導方針。
・選手の個性を伸ばす「育成力」でプロ野球選手を多数輩出!
導かれるように京都国際野球部の指導者になった小牧監督は、2022年現在も指導を続けられています。
確実に実績をあげながら、選手からの信頼も厚く、人徳も感じられますね。
小牧監督と京都国際野球部の今後に、引き続き注目していきたいです!