高校野球で監督の胴上げは試合終了後に行われていた!表でやらない理由は?

高校野球の監督の胴上げはいつ行われているの?

表でやらないのには何か理由があるのかな?

そんな疑問をお持ちの方にこちらの記事では、高校野球で監督の胴上げは試合終了後に行われていた!表でやらない理由についてご紹介しています!

目次

高校野球で監督の胴上げは試合終了後に行われていた!表でやらない理由は?

プロ野球では、優勝決定してから胴上げという流れのイメージが強いですが、高校野球では監督の胴上げはいつ行われているのか、よく分からないという方も多いのではないでしょうか。

実は、高校野球での監督の胴上げは試合終了後、表彰式のあとに行われていました。

なぜ表でやらないのでしょうか?

それは、高校野球は試合が終了して優勝決定後、整列して挨拶、そして校歌を歌うので、プロ野球のように優勝決定から胴上げまでが一連の流れではないのです。

だいたいの学校は、表彰式のあとに監督を胴上げしているようです。

そもそも胴上げって何のためにやるの?

もともと胴上げは、神事の一つであったとされています。

地面から体が浮き上がった状態を「非日常で神聖」手で支えられた時を「日常」として表現し、この二つの世界を行き来するのを「胴上げ」という形で表したものです。

江戸時代、神事である奉納相撲において、当時の最高位であった大関を「胴上げ」する習慣がありましたが、それがいつの間にか祝福の儀式となり、広く浸透していったとされています。

スポーツの世界で「胴上げ」することが多いのは、この奉納相撲の影響が大きかったようです。

では、相撲のない国では「胴上げ」はしないのだろうかという疑問が残りますね。

結論から申し上げますと、他の国ではほとんどやりません

最近では、サッカーや野球の試合でいくつか行われたことがあったそうです。

胴上げされた記録員

胴上げされているのは監督だけではないようです。

練習中のケガでサポート役(記録員)としてチームを支えていた、智弁和歌山の3年生の絆と感動の胴上げをご紹介したいと思います。

耳のケガを経て裏方に回った、智弁和歌山の3年生立花君は記録員として、夢の舞台のベンチで部員と共に戦っていました。

立花君も、入学した時は投手として甲子園を目指していました。

しかし、入学後の5月、練習中にボールが右耳にあたり、鼓膜が破れてしまいました。

「チームに置いて行かれたくない」と自然に治るのを待ちましたが、約1年後、帰宅途中にトラックの風が右耳にあたった後にめまいで倒れかけてしまったそうです。

耳鳴りも止まず、6月に鼓膜を再建する手術を受けました。

練習に復帰できたのは、2年生の秋。

「支えてくれた両親にプレーで恩返しがしたい」と励んでいましたが、ひと夏を越えた同期との力の差に愕然とするのでした。

今後どうすればいいのか悩み、監督に相談したところ「メンバーになることだけが輝ける場所ではない。サポート役だってチームとして重要。」

という言葉をかけてもらい、手術後、練習に参加できずに球拾いなどの裏方をしていたときに、先輩から「ありがとう」と言われたことが嬉しかったことを思い出したそうです。

そして、監督に選手をやめて裏方に徹することを告げました。

コロナ禍で自主練習が続く中、立花君は選手のアップのメニュー作りや、練習前の準備、打撃投手などの選手の練習相手を率先してやってきたそうです。

監督は「選手の時とは違う表情になっていた。楽しそうで輝いて見えた」と語っていました。

監督によると、同校でサポート役に徹した部員は記憶にないといいます。

同期の12人で背番号をもらわなかったのは立花君ひとり。

しかし、県の独自大会で優勝が決まった後、監督から「タチ、ありがとな」と言われ、背番号はなくてもチームに貢献できているという実感が沸いたといいます。

優勝を果し、表彰式が終わった後、選手たちは立花君を胴上げしました。

「立花にサポートしてもらってここまで来れたから、感謝の思いで胴上げをした」と細川主将は語っていました。

交流試合でも記録員としてベンチに入る立花君。

「みんなの一球一球を最後まで書き残して勝って終わりたい」とメンバーと共に最後まで勝利を目指します。

歓喜の胴上げ

ここからは、歓喜の胴上げシーンの数々を上げてみました!

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まとめ

高校野球で監督の胴上げは試合終了後に行われていた!表でやらない理由は?についてお伝えしてきました。

高校野球では試合が終了して優勝決定後、整列して挨拶、そして校歌を歌うため胴上げは表ではやらないということが分かりました。

どの選手も、色んな思いで試合に出場していると思うので、優勝を果した時の感動はひとしおでしょう。

今年の甲子園もどんなドラマが待っているのかとても楽しみですね!

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